仏検準2級の最新合格基準点と合格率

仏検準2級の合格基準点と合格率の最新データです。

最初に注意が必要なのですが、仏検の4級、5級は合格基準点が毎回60点で固定されています。

3級も例外の回(難問が出題されたため)もありますが、その回以外は合格基準点は60点です。

準2級からは試験の度に合格基準点が設定されており固定されていません

1次試験

出願者数 受験者数 合格者数 合格基準点 合格率
2013年度 春季 2,177名 1,836名 1,141名 64点 62.10%
秋季 2,416名 2,022名 1,258名 63点 62.20%
2014年度 春季 1,848名 1,642名 1,025名 65点 62.40%
秋季 2,345名 2,125名 1,294名 68点 60.90%
2015年度 春季 2,027名 1,697名 1,031名 59点 60.80%
秋季 2,218名 1,877名 1,173名 65点 62.50%
2016年度 春季 1,921名 1,651名 1,017名 56点 61.60%
秋季 2,204名 1,850名 1,140名 58点 61.60%
2017年度 春季 1,744名 1,452名 870名 56点 59.90%
秋季 2,050名 1,770名 1,092名 58点 61.70%

2次試験

1次試験免除者数 受験者数 合格者数 合格基準点 最終合格率
2013年度 春季 114名 1,197名 1,028名 18点 54.30%
秋季 118名 1,301名 1,080名 18点 52.30%
2014年度 春季 123名 1,101名 953名 19点 55.50%
秋季 93名 1,339名 1,147名 18点 52.80%
2015年度 春季 120名 1,106名 949名 20点 53.60%
秋季 98名 1,205名 1,039名 18点 54.40%
2016年度 春季 115名 1,093名 923名 18点 53.40%
秋季 108名 1,204名 1,013名 18点 52.90%
2017年度 春季 107名 938名 827名 18点 54.40%
秋季 78名 1,120名 948名 18点 52.70%

合格基準点についての分析

このデータでどうしても目につくのが1次試験の合格基準点のバラツキです。

2014年度秋季が68点で、2016年度春季が56点です。

100点満点の試験の合格基準点としては、12点のバラツキは異常に大きな数値です。

このことは他のデータと照らし合わせて見ると、仏検準2級の合格基準点は出題の難易度を考慮して設定されていることを示唆しています。

言い換えますと、仏検準2級の合格基準点は合格率が約60%を目安に設定されているだろうということです。

まぁ準2級の受験者の得点が毎年同じような正規分布をしているならば、合格率で設定したとしても難易度で設定しているのと同じと言って言えなくもありません。

一方で2次試験では、合格基準点が18点を目安としているだろうと予測できます。

2013年度から2017年度までの10回分のデータでは19点と20点が1回づつありますが残りの8回は18点です。

自己採点の目安

準2級では1次試験は問題用紙に回答をメモするなどすれば、ある程度自己採点できます。

自分の回答をメモする際は、綴り字記号(アクサンの向きも)も正確に書き写しましょう!

1次試験では70点以上であればほぼ合格していそうです。

逆に60点未満だと厳しいかもしれません。

55点から69点の間であればドキドキしながら結果発表を待つというところでしょうか。

55点未満の場合は早めに諦めた方が良いかも…。

2次試験では、18点取れれば合格と言えますが個人面接試験ですので残念ながら自己採点はできません。