緊急のお知らせ
コロナ禍の影響の中、仏検の事業継続が難しくなってきています。
当サイトにおきましては、仏検合格のためのリアル事業を断念し、サイトにおける情報掲載に絞る予定です。
そのため最新情報やノウハウの掲載など、逆にコンテンツの充実度はあがる予定です。
お知らせ
待ちに待った『仏検公式ガイドブック セレクション』が発売になりました!
全級『仏検公式ガイドブック セレクション』全国書店で好評発売中です!2018年度までに実施された試験から練習問題をセレクトしています。秋季仏検に向けて問題タイプ別の弱点補強をしたい方、ぜひご活用ください!https://t.co/am6Sql8wSu pic.twitter.com/XK9hCZJFZ4
— 仏検事務局 (@futsuken_staff) September 16, 2020
2020年度秋季試験に間に合ったといえば間に合いましたが、やり込むまでには時間が足りないかもしれません…
仏検とは
仏検とは、正式名称を実用フランス語技能検定試験といいます。
公益財団法人フランス語教育振興協会(APEF)が主管し、文部科学省および在日フランス大使館文化部が後援しているフランス語の技能検定試験です。
「APEF」は「アペフ」と読みます。
公式サイトはこちら:公益財団法人フランス語教育振興協会(APEF)について
本サイトのコンテンツはAPEFの承認や推奨、その他の確認を受けたものではありません。
このサイトの内容
ここでは2020年度の仏検準2級合格を目指す人に必要な情報を提供いたします。
2020年度の試験日は以下のようになっています。
2020年度 仏検春季試験
1次試験:2019年6月21日(日)
2次試験:2019年7月19日(日)
申し込み期間
願書郵送:2020年4月1日(水)〜 5月20日(水)
ネット:2020年4月1日(水)〜 5月27日(水)
2020年 仏検秋季試験
1次試験:2019年11月15日(日)
2次試験:2020年1月24日(日)
申し込み期間
願書郵送:2020年9月1日(火)〜 10月14日(水)
ネット:2020年9月1日(火)〜 10月21日(水)
なお、仏検準2級の受験料は2019年度に改訂されて8,000円となっています。
けっして安い金額ではないので、受験する以上は合格したいですね。
但し、2020年度は新型コロナウィルスの感染拡大緊急事態にあります。
今後の状況変化の情報はわかり次第掲載していきます。
stay tuned ではなかった、Restez à l’écoute!
仏検 準2級の合格基準点
仏検 準2級の合格判定基準の点数は試験の回ごとに異なります。
つまり出題の難易度の変動に合わせて合格判定基準がその都度設定されています。
とは言っても過去の試験の合格基準点の設定推移より、目安はあります。
1次試験は100点満点中65点が最も多い合格判定基準点です。
しかし出題難易度が低い(試験が易しかった)場合は69点などに設定されることがあります。
ですから1次試験で目指すべきは70点となるでしょう。
2次試験は30点満点中16点から18点が目安となりますが、こちらは自己採点できるわけでもないので…
仏検 準2級の試験概要
仏検準2級のレベル
公式には「日常生活における平易なフランス語を、聞き、話し、読み、書くことができる。」レベルと定義されています。
学習時間の目安としては、300時間以上(大学の3年修了程度)とのことです。
しかし、これでは漠然としすぎていて判断材料にはなり難いです。
大学の3年修了程度といわれても、文学部でフランス文学を専攻している生徒さんと、第2外国語としてフランス語を「適当に」選んだ生徒さんでは差がありますから。
また仏検準2級が仏検3級までと大きく違うのが2次試験があるということです。
仏検で準2級が実施されたのは2006年度春季試験からです。
3級と2級との試験難易度の大きな溝(障壁)を埋めるために設けられたものです。
レベル的にはAPEFも認めているように、2級と3級の中間ではなく、3級よりに設定されています。
仏検準2級の試験内容を見てみましょう。
仏検準2級の試験内容
試験内容を4技能で見ると以下のようになります。
読む:「一般的な内容で、ある程度の長さの平易なフランス語の文章を理解できる。」
問題数7問、配点70点、試験時間75分。
マークシート方式、一部記述式(客観形式のほか、一部記述式を含む)。
書く:「日常生活における平易な文や語句を正しく書ける。」
問題数1問、配点12点。
試験時間(下記聞き取りと合わせて)約25分。
聞く:「日常的な平易な会話を理解できる。」
問題数2問、配点18点。
語記入、記号選択。
話す:「簡単な応答ができる。」
提示された文章を音読し、その文章とイラストについての簡単なフランス語の質問にフランス語で答える。
フランス語での簡単な質疑応答。
試験時間約5分。
読む、書く、聞くまでが1次試験で100点満点です。
約2,300語の語彙で、基本的文法事項全般についての十分な知識の有無を判定するものです。
話すは2次試験で個人面接試験となります。
30点満点です。
日常生活レベルの簡単なコミュニケーション能力とフランス語力(発音・文法・語・句)を判定するものです。
といっても問題カードの音読と質疑応答は5問だけです。(あっという間に終わってしまいます)
仏検準2級の各試験内容については、個々のページで詳細に分析し、攻略法を説明致します。
ただ、はっきりいって、かなりキチンと勉強しないと合格できません。
仏検4級の時のように、あまり試験勉強しなかったが何とかなってしまったということは起こりません。
そうなってしまう最大の理由は1次試験の書き取り試験と2次試験の面接試験なのです。
残りの読む、聞くについては、仏検準2級を受験しようとする人であれば(仏検3級に合格しているレベル)、これまでの試験対策方法で準2級も十分対応できます。
ですが仏検準2級の書き取り試験と面接試験は万全の対策が無いとどうにもなりません。
でも安心してください。
仏検準2級も結局は試験であることには変わりがないので、試験対策というものが存在してるのも事実です。
ですから、このサイトでは仏検準2級の書き取り試験と面接試験の対策を重点的に取り上げていきます。
Bon courage!